クリニックからのお知らせ
現在のコロナ対策とインフルエンザ流行
新型コロナ感染症は、現在オミクロン株(BA5)が急激に減少傾向にあります。12月のデータでは約50%にまで低下しています。現在はオミクロン株の亜種が増加中です。BN.1 BF.7 BQ.1 BQ.1.1 XBB XBB.1.5 等です。この中でもXBB系統は米国で急速に増加中です。またこの株は、今までに何回も受けたコロナワクチンや、コロナ罹患による免疫をいとも簡単にすり抜けてしまう特徴があり、とても注意が必要です。
この対策としてはマスク・手洗い・3密を避ける等々の対策とワクチンで53%の感染抑制効果が認められています。ワクチン未接種種者は3回受けた人に比べ8倍もの重症化率になると言われています。感染のハイリスク行動も回避した方良いでしょう。(換気の悪い空間での飲食、多数が集まる場所、近い距離での会話、歌う、荒い息をする様な体と動かす場面等)
コロナに感染した率は全国で人口の約25% 東京30% 大阪40% 沖縄50%です。また罹患率は若くなるほど高く16〜19歳では38% 60~65歳では16%です。米国においては全人口の95%が罹患したと言われています。全感染の59%は無症状感染者からの感染です。
誰からうつるか分かりません。マスクは必要に応じて、また人流を避けることも大事です。レストラン、カフェ、スナック、バー等がリスクの高い場所と考えられます。フランスでは公共交通機関でのマスク着用も再度推奨されました。
インフルエンザについて、全国で流行開始となる目安1.0を超えています。現在は沖縄17.8・九州10.0を超えて増加しています。2月後半にはもっと流行すると指摘されています。当院でもインフルエンザは増加しています。
とにかく感染予防を心がけた行動が求められています。
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