クリニックからのお知らせ

最近の新型コロナウイルス感染症について。

コロナに感染は小児、若い人、高齢者で症状等が異なります。若い人はあまり症状もひどくなく、発熱も数日程度であり、コロナ感染症に対する考え方も軽い感染症と考える方が多くいます。そのような方々は外での行動もコロナ前のように活動的になっているようです。そのような場所での小児や高齢者は、大変ですがいままでのような対策は継続したほうが良いと考えます。行動の制限ではなく、対策を継続してください。

新型コロナ感染症は、BN.1 BF.7 BQ.1 BQ.1.1 XBB XBB.1.5 等が日本においても見つかっていますが、その後大きな変異については見つかっていません。今までに何回も受けたコロナワクチンや、コロナ罹患による免疫をいとも簡単にすり抜けてしまう特徴を持つ変異株がでてきており、今後も注意が必要です。また夏むけて感染増が懸念されています。

対策としては今まで通りマスク・手洗い・3密を避ける等々の対策とワクチンで53%の感染抑制効果が認められています。ワクチン未接種種者は3回受けた人に比べ8倍もの重症化率になると言われています。また、何度も感染すると症状悪化のリスクも上がります。

コロナの感染者が毎週のようにニュースで報じられていますが、現在の情報は全数把握ではありません。限られたクリニックからの報告数であることをご理解ください。巷にはそれ以上の感染者がいることになります。

インフルエンザはあまり見られなくなってきましたが、少数ですがまだいますのでご注意ください。

 

 

かやば小児科医院