病気のときの食事は、食欲があれば基本的にいつも通りでかまいません。しかし、口の中やのどがいたいときには、味つけの濃いものやつらいもの、かんきつ系のくだものやヨーグルトのようなすっぱいものなどは、しみることがあるのでさけましょう。冷たいものやプリン、ゼリー、豆腐、さましたグラタンなど、のど越しのよいものをおすすめします。
食欲がないときは、脱水症状を起こす可能性もあります。5~15分ごとに大さじ1杯程度の水分補給をこころがけましょう。経口補水液を使用すると、からだが失った塩分や糖分を効率よく摂取することができます。また経口補水液とイオン飲料は異なるものですのでご注意ください。
赤ちゃんが下痢をしている場合でも、水分補給は大切です。母乳ならいつも通りの授乳を、ミルクなら少量を数回に分けて飲ませてあげましょう。離乳食を始 めている場合は、排便の調子をみながら医師と相談してすすめます。この場合、冷たいものや油っこいものはよくありません。回復してきたら、徐々に元の食事にもどしましょう。